
COLOR’S~殺したのは私~
第43章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑦
「お客さんのことで聞かれてちょっと話した
だけです」
「だったら他の男性社員に聞けばいいだろ。
藤木の野郎……朱夏に気でもあるんじゃないか」
「そんなことは……ないと思いますけど」
実際のところ藤木に好意を寄せられ、告白もされていた。
以前も先輩社員である男性に告白され何の気無しに宮路所長に話したところ、翌月彼は異動になり静岡まで飛ばされた。
宮路所長は特権を生かし、私の回りに存在する男性らを、ことごとく私から離すように仕向けた。
そのようなことが多々あり、職場で宮路所長と私の仲は暗黙の了解となり、男性従業員らは自ずと私を避け始めた。
「今回の件は多目に見てやる。
朱夏も色目なんて使うんじゃないぞ」
宮路所長の手が滑るように割れ目に触れた。
「ぁッ……ぁんッ……所長だけですぅッ……」
「いい子だ」
だけです」
「だったら他の男性社員に聞けばいいだろ。
藤木の野郎……朱夏に気でもあるんじゃないか」
「そんなことは……ないと思いますけど」
実際のところ藤木に好意を寄せられ、告白もされていた。
以前も先輩社員である男性に告白され何の気無しに宮路所長に話したところ、翌月彼は異動になり静岡まで飛ばされた。
宮路所長は特権を生かし、私の回りに存在する男性らを、ことごとく私から離すように仕向けた。
そのようなことが多々あり、職場で宮路所長と私の仲は暗黙の了解となり、男性従業員らは自ずと私を避け始めた。
「今回の件は多目に見てやる。
朱夏も色目なんて使うんじゃないぞ」
宮路所長の手が滑るように割れ目に触れた。
「ぁッ……ぁんッ……所長だけですぅッ……」
「いい子だ」
