テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第50章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑧

同棲してから婚約に至るまでの間、一茶は私を一度だって責めなかった。

ここで一茶を責めてしまったら「そういう琥珀はどうなんだ」と口論になり、その結果一茶を失ってしまう。

ブラのホックが外され固くなった乳首に一茶が吸い付く。

「んふッ……」

私は気付いていない。

ボディーソープの香りにも歯みがき粉の香りにも。

一茶の不機嫌さにも。

いつもの一茶ということにしておこう。

それが一番いい。

そもそも一茶が浮気をしていると決まった訳じゃない。

あくまで物的証拠であり現行犯ではない。

パンティが膝の辺りまで降ろされると、一茶は私を壁際に寄せ床に膝をつき舌先で割れ目を舐め始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ