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COLOR’S~殺したのは私~

第50章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑧

一茶に電話をした。

しかし一茶を責めるような真似はしない。

一刻も早く入籍をしたいと告げるだけ。

結婚さえしてしまえば碧海も手出しはしないだろう。

一茶の携帯電話が留守番電話へと切り替わった。

「一茶!早く連絡ちょうだい!お願いだから!」

居ても立ってもいられず、ウィークリーマンションを飛び出した。

留守番電話にはメッセージを残したが、一茶の会社の前で一茶の仕事終わりを待つことにした。

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