テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第50章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑧

「絶対に合格してみせます。それまで
待っていてもらえませんか?」
「待つって……誰が誰をですか?」

全く話が通じない。

……この狐に摘ままれたような体験が以前にもあった。

一茶の友人の哲也という男。

碧海の策略で哲也に犯されたことを思い出し、急激に背筋が寒くなった。

「そ……それは私じゃ……」

否定しなくては。

ここで終わりにしなければ。

やはり碧海は仕掛けていた!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ