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COLOR’S~殺したのは私~

第51章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)⑧

「タイヤ交換をしている一茶くんに
胸がキュンときちゃって……」

滝本さんは俺の手を握っていない方の手で自分の胸元を抑えた。

「あれくらいのことで……」
「本当だよ。こうしている今だってドキドキが
止まらないの……」

掴んでいる俺の手を滝本さんの豊満な胸に押し当てられた。

「ね?ドキドキしてるでしょ?」

胸が大きすぎて鼓動が俺の手に伝わってこない。

それにドキドキしているのは俺の方だ。

俺は滝本さんの手を振り払えずにいた。

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