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COLOR’S~殺したのは私~

第52章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑨

惣菜をお皿に移しかえテーブルに並べているとシャワーを浴び終えた一茶が浴室から出てきた。

手抜きを問い詰められると思ったが一茶はテーブルに着くと「美味しいよ」と、いつも通りの素振りだった。

「一茶……入籍のことなんだけ……」
「明日から一ヶ月くらい帰りが遅くなる」

入籍の話を遮られた。

「残業?」
「そんなとこだよ。帰りは今日くらいかな」
「そう……大変だね」
「だろ?ったくメンドクセーよ」

そのわりに一茶はどこか嬉しそうだった。

入籍のことを言いそびれてしまった私は食事も喉を通らず食器を洗うとシャワーを浴び、いつもに増してエッチな下着を身に付けた。

不安な想いを今夜のSEXにぶつけたかった。

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