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COLOR’S~殺したのは私~

第52章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑨

23時頃になると、いつも通り一茶が布団を敷いてくれた。

私は布団の上に乗るとナイトウエアを脱ぎ捨て、淡いピンク色の総レースの透けた下着を一茶に見せつけた。

「一茶……脱がせて……」

一茶は下着を脱がせる行為が好きだった。

「ごめん……今日体調が悪くて……ホントごめん」

一茶は下着姿の私に脇目も触れずに布団の中に潜ってしまった。

一茶の言う今日の雑用で疲れてしまい、体調が悪くなったということか。

しかし一茶は先程まで上機嫌であり、珍しく鼻唄なんて歌っていた。

「そっか。ゆっくり休んで」

何も言えない私。

何も出来ない私。

一茶を好きでいることしか出来ない私。

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