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COLOR’S~殺したのは私~

第52章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑨

「お願いだから行かせて!離してよ!」
「離さない。もう琥珀さんが傷付くことなんて
ないから。俺が傍にいるよ」

浪人生が私に唇を重ね、私は渾身の力で突き飛ばした。

「ゃめて!一茶じゃなきゃ嫌なの!
一茶じゃなきゃ私はダメなの!一茶がいいの!」

それなのに私は立ち上がれない。

「琥珀さんは病気なんだよ。DVを受けながらも離れられないという病気」
「な……何を言ってるの?私はDV被害なんて……」

碧海……そこまで私を……

『ぁふぅんッ……一茶くぅん……
超気持ちいいのぉッ……』
『うぅッ……沙羅の中……スゲー気持ちいいッ』

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