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COLOR’S~殺したのは私~

第53章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)⑨

「一茶くぅんッ……好きぃッ……好きぃッ……」

沙羅が泣きながら俺にしがみついた。

しかし俺は沙羅の告白に応えることが出来ない。

代わりに沙羅を強く抱き締めた。

「沙羅……」
「帰らないで……」
「でも……」

俺の中で最上級のSEXをしたおかげで、沙羅の部屋に来てから二時間は優に超えている。

「今日で最後なんだよ。ね?朝まで私を
抱き締めていて」

「最後」という言葉に心が揺らぐ。

「私の最後のワガママを聞いて!お願いだから!」

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