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COLOR’S~殺したのは私~

第53章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)⑨

「朝まで一緒に居てくれたら一茶くんのこと
忘れるから!約束する!」

沙羅もこう言っている。

沙羅にとって最高の男でありたい。

沙羅を裏切りたくない。

「分かった。帰らないよ」
「一茶くぅん……ありがとう……」
「メールだけさせてもらっていいかな」

【会社の人たちと飲んでくる。会社の人の家に
泊まるかもしれない】

琥珀にメールを送信すると沙羅は無邪気に携帯電話を覗き見た。

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