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COLOR’S~殺したのは私~

第56章 一茶VS朱夏(ISSA SIDE)④

「一茶……」

朱夏が俺の方を向き目を閉じる。

キス……許されない。

「一茶……チューして……」

朱夏の唇に吸い込まれそうになり顔を近付けたが、直前で何とか堪えた。

「青島さ~ん!一茶様宛に宅配便で~す!」

助かった……

昨日新潟から送った荷物が届いた。

「今、行きま~す!」

俺は玄関に向かい、宅配業者からダンボール箱を5つ受け取るとサインをした。

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