
COLOR’S~殺したのは私~
第1章 プロローグ
一茶はTシャツを掴んでいる女の手を
強引に振り切りトンネルの外に出ると
雨足は強まっていた。
「私じゃダメってことね」
女もクーラーボックスを片手に
トンネルの外に出た。
「最初からそう言ってるだろ。じゃあな」
一茶は女に背を向け歩き出した。
「一茶……スニーカーの紐がほどけてるよ」
一茶は女に背を向けているまま
足元に目をやった。
「あ……ホントだ……」
一茶は地面に方膝をつき
スニーカーのほどけた紐を結び直した。
女はクーラーボックスを頭上まで振りかざし
一茶の後頭部を目掛けて一気に振り落とした。
『ドスッ!!!』
一茶はうつ伏せの状態で地面に倒れた。
強引に振り切りトンネルの外に出ると
雨足は強まっていた。
「私じゃダメってことね」
女もクーラーボックスを片手に
トンネルの外に出た。
「最初からそう言ってるだろ。じゃあな」
一茶は女に背を向け歩き出した。
「一茶……スニーカーの紐がほどけてるよ」
一茶は女に背を向けているまま
足元に目をやった。
「あ……ホントだ……」
一茶は地面に方膝をつき
スニーカーのほどけた紐を結び直した。
女はクーラーボックスを頭上まで振りかざし
一茶の後頭部を目掛けて一気に振り落とした。
『ドスッ!!!』
一茶はうつ伏せの状態で地面に倒れた。
