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COLOR’S~殺したのは私~

第64章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑪

涼介に女が居ようが女を抱こうが構わない。

しかし涼介を失ってしまっては朱夏や碧海に復讐出来ない。

私ひとりじゃ……何も出来ない。

二人の営む声を聞きながら車を走らせる。

『ぃやぁんッ……そ……そこはダメェンッ……』
『どうして?濡れてるのに』

自宅のアパートの前には赤いポルシェが停車していた。

「邪魔なんだよ!」

あの佳菜子って女の車だろうと思い切り蹴飛ばした。

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