テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第64章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑪

部屋の鍵は御丁寧に閉まっていた。

音を立てずに鍵を開ける。

「涼介くぅんッ……若いのに上手ぅ……
気持ちいいわぁッ……ぁはぁんッ……」
「佳菜子さんの身体も若くて艶々してるね」

イヤホンを通さず直で営む声を耳にした。

「涼介くんたらぁ……あら。お邪魔してますぅ」

ワンピースのボタンとブラのホックが外されている佳菜子という女の胸に涼介は顔を埋めていた。

「コラコラ。御主人様のお帰りよ」

佳菜子が涼介の頭を撫でると「チッ」と舌打ちをして涼介は顔を上げた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ