
COLOR’S~殺したのは私~
第64章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑪
着替えを終えた佳菜子はワンピースの皺を気にしながらベッドに腰掛け脚を組んだ。
「涼介くんに探偵もどきのことをさせて
いたんですってね」
「涼介!何ペラペラ喋ってんのよ!」
当の涼介は私の方を見ずに荷造りをしている。
「涼介くんてば探偵の仕事が気に入ったようで本格的に始めるらしいわよ」
「涼介!そんなこと私には一言も……」
「言うわけありませんよ。琥珀さんには関係ない話ですから」
佳菜子が涼介の荷造りを手伝い始めた。
「涼介くんは探偵の学校に通うことになったのよ。もちろん私が支援するわ」
だから……私には関係がないと言ったのか。
「涼介くんに探偵もどきのことをさせて
いたんですってね」
「涼介!何ペラペラ喋ってんのよ!」
当の涼介は私の方を見ずに荷造りをしている。
「涼介くんてば探偵の仕事が気に入ったようで本格的に始めるらしいわよ」
「涼介!そんなこと私には一言も……」
「言うわけありませんよ。琥珀さんには関係ない話ですから」
佳菜子が涼介の荷造りを手伝い始めた。
「涼介くんは探偵の学校に通うことになったのよ。もちろん私が支援するわ」
だから……私には関係がないと言ったのか。
