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COLOR’S~殺したのは私~

第67章 一茶VS三姉妹(ISSA SIDE)⑦

碧海に見透かされているようで心底震えた。

「そうだよね。私は一茶を信じてる。だから……これを記入してもらってもいい?」

エプロンのポケットから取り出されたのは婚姻届だった。

逃げられない。

「印鑑持ってないけど」
「三文判だったら用意してあるよ」

再びエプロンのポケットから「青島」の印鑑を取り出す。

逃げられない。

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