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COLOR’S~殺したのは私~

第70章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑪

「だから辛かったよ。三人でSEXすることが」

数年に渡り、哲也と悟史と私は身体の関係を続けていた。

「ごめん……」
「いいんだ。それがあったからこそ俺は頑張れた」

それほど学力が無い哲也は猛勉強して、一流とまではいかないが大学に見事合格。

就職先に至っては一流企業の内定を成し遂げた。

都内に行くと芸能事務所から声を掛けられるほど容姿に気を使い自分磨きをしていた。

「俺と悟史は違うって碧海に見せつけたかった。でも碧海を好きだったのは俺だけだったみたいで……必死こいて馬鹿みたいだろ?」
「そんなことないよ……」

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