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真知子からの招待状

第8章 二階堂真知子という女②

夕食が部屋へ運ばれテーブルの上が

美味しそうな料理でいっぱいになった。


「美味しいッ!凄いね!凄いね!」


私の興奮は未だに冷めない。


そんな私を余所に平井直也は

赤ワインを飲んでいる。


「真知子も飲むか?」

「ダメだよ。私、未成年だもん」

「修学旅行で羽目を外すのは付き物だ」

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