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真知子からの招待状

第15章 家政婦 長谷川詩織②

私が作った食事を美味しそうに食べる姿。


私を『しーちゃん』と呼ぶ姿。


我が子のように愛しい空と太陽。


こんなにも温かい家庭を放置し

遊びまくる千夏。


ここに何の迷いがある。


玄関先で一時間以上考えた末

決心をした。


二階へと上がり子供部屋を覗くと

空と太陽は夢の中。

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