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真知子からの招待状

第24章 ハンター松岡千鶴①

「ごめんなさい!」


離れようとしたが

太一はそのまま私を抱き寄せた。


「相当酔ってるね。大丈夫?」

「はい……嬉しくて飲みすぎちゃいました」

「ん?嬉しいことがあったの?」

「主任が隣に座ってくれて嬉しくて……」


兄の智之は社長

かたや弟の太一は主任。


「俺?千鶴ちゃんと10歳以上も離れて
いるのに?」


とか言いながら満更でも無さそう。

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