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真知子からの招待状

第27章 進藤太一②

「珍しいな」


静枝が流産してから三年

一度も枕を共にしていない。


「いいでしょ?まだ夫婦なんだし」

「ん?なんだこの匂いは?」


甘い香りが俺の部屋中に充満している。


「お香よ。エッチな気分になるお香なの」

「静枝……なに考えて……」


ドアの方に振り向くと

静枝が透け透けの下着姿で立ち尽くしていた。

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