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真知子からの招待状

第27章 進藤太一②

千鶴の部屋の灯りが点いていた。


時間は深夜0時を回っていた。


「眠れなくて……」


Tシャツとパンティ姿の千鶴が

玄関で俺を出迎えた。


「ごめん……心配かけて……」


千鶴を抱き寄せる。


「どうだったの?」

「少し時間をくれないか?必ず離婚するから」


一千万円の慰謝料のことは伏せた。

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