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真知子からの招待状

第39章 佐伯胡桃の想い③

直也……


嫉妬に狂った男。


そうさせてしまったのは他ならぬ私だけど。


私が直也に『愛している』と

意思表示さえ怠らなければ

直也は満足であり私を愛する。


斗真の元へは戻らない。


斗真を傷つけてしまうくらいなら

これくらいのこと余裕で堪えられる。

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