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真知子からの招待状

第40章 本條斗真の決断④

俺の指を強引にいくつか折り曲げ

曲げられていない人差し指を

割れ目の上でなぞるように

何度も往復させる。


「ぁあんッ……そう……そうよ……
斗真さん……」


そう言われても

俺は自らは何もしていない。


逃げでもない。


この哀れな女に

好き勝手やらせているだけ。

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