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真知子からの招待状

第40章 本條斗真の決断④

「ほら……蜜がこんなにいっぱい出てるの」


花弁を開き俺に見せつける。


俺は何も答えない。


その代わりに

先程から通話中になっている携帯電話を

スピーカーにする。


『ぁふぅんッ……イクゥ……イクゥ……』

『言うことがあるだろ?』

『あッ……愛してるぅ……直也を愛してるぅ……』

『俺が求めなくても言うようにしろ』

『ぁふぅんッ……ぅんッ……愛してるぅ……』

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