テキストサイズ

真知子からの招待状

第40章 本條斗真の決断④

「直也さん……」


真知子は開いた脚を閉じた。


「平井さんと胡桃が幸せそうに見えますか?」

「こ……これって……」

「平井さんから僕へのメッセージでしょうね」
「こんなこと……」

「性懲りもなく毎日掛かってきますよ」

「こんなの直也さんじゃない……」

「これでも平井さんと胡桃の幸せを
願いますか?」

「それは……」


真知子の瞳から涙が溢れ落ちる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ