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真知子からの招待状

第43章 平井直也の決断⑤

「俺のこと愛してると言ったのは嘘か?
俺の側に居させてくれって言ったのも嘘か?」

「……帰ります」


胡桃が俺に背を向け扉に手を掛けた。


「待ってくれ!」


扉に掛けられた手を強引に外し

胡桃を強く抱き寄せた。


「ごめんなさい。斗真を愛して……」


胡桃の唇を強引に奪った。


言わせてなるものか!

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