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真知子からの招待状

第6章 伊達拓哉への招待状

伊達が床に崩れ落ちる。


「言ったはずよ。胡桃は商品であり、従業員
ならずとも正規の予約をし料金を頂くと」

「待ちきれなかったんです……」


椎名理佳の時と同じ罠にはまるとは

どこまで浅はかなのだろう。


まぁ……胡桃相手だったら無理もないか。


「どうか……退職だけは許してくださいッ!」


伊達が床に頭を擦り付け

なりふり構わずに謝罪する。

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