『真知子からの招待状』第6章「伊達拓哉への招待状」　75ページ

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真知子からの招待状

第6章伊達拓哉への招待状

そりゃ必死にもなる。

通常では考えられないほどの

賃金を払っていたのだから。

情けは無用。

間髪入れずに地獄行き。

「退職してもらうことに変わりはないけど
伊達には世話になったし優遇するわよ」

伊達が顔を上げる。

「退職金の一千万円を振り込んであります。
胡桃の予約も都合つけるので、お客様として
LPH RESORTにいらっしゃい」