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真知子からの招待状

第47章 佐伯胡桃の想い⑥

その心の傷は私が癒す。


それにはまず斗真に直接会い

結婚の報告をしなくてはならない。


直也の心の傷を癒す為の第一歩。



斗真が社長に就任したことを

今更ながら知った。


直也は知っていた様子で

ノックもせずに社長室の扉を開ける。



信じられない……



信じたくない光景が否応無しに

私の視界に飛び込む。

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