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真知子からの招待状

第7章 二階堂真知子という女①

「俺が一緒に泊まってやろうか?」

「はい?」

「そのホテルだよ。どうせ一緒に泊まる
彼氏も居ないんだろ?」


私は平井直也が大嫌いだった。


出世頭か何だか知らないけど

いつも上から目線で偉そうに語る。


「ひとりで泊まりますから御心配なく」


夜食の焼きそばに

大嫌いなニンジン入れてやるッ!

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