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硝子の指輪

第2章 隙間から除く谷間



先程まで着ていたシャツを着させ、ショーツも履かせて、ベッドに入れた。

「おやすみ」

優しい声を精一杯彼女に振りかけるとにこやかに微笑みながら目を閉じた。

しかし、

急に襲ってきたこの背徳感に耐えられる気がしなかった。

俺には助けていかなければならない女性がいる。

ということを。


……


結局、落ち着かなかった股間はトイレで済ませてきた。あとは寝るだけだ。

後輩はやはり可愛い顔をしている。


彼女とのキスは甘くて濃厚で。

軽くまた勃ちそうな気がした。


「ずっとずっと俺の後輩でいろよ」

ぎゅっと彼女を抱いておでこにキスをする。

どうせ俺のことも先輩としか思っていないだろうけど、ちょっとイタズラしたことにしよう。



心臓が少し痛く感じる


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