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ジッパー様

第14章 止まらない欲求【片桐side】

「ふう……」


 俺はビルの二階の窓から喫茶店を眺めながら、タバコをふかす。


 ハルカは毎日、あの化け物に犯されているのだろうか。複数の白い手に胸を揉まれ、アソコをかき回され、何度もイカされて……。


『いやっ……! やめてくださ……ンンッ』

『ハアハアッ……。ダメッ、シンヤさんっ……私もうっ……イッちゃうッ……』

『シンヤさん……胸を大きくしたら、沢山触ってくれますか?』


「ああ、ハルカっ……」


 俺は調教していた頃のハルカを思い出し、ブルッと震えた。


 ハルカに会いたい。
 会って抱きしめて、息が苦しくなるまでキスをして、俺の舌と指でイカせたい。
 

 俺の前で淫らに喘ぐ君が見たいんだ。


 

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