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ジッパー様

第14章 止まらない欲求【片桐side】

「……ハルカ!?」


 俺は背後から声をかけてきた女に振り返った。
 

「!?」


 女は顔と声はハルカに似ているが、スタイルが全く違った。髪は肩まで伸びており、胸はマナミと同じくらいの巨乳だった。しかも着ている服は身体のラインが出るきわどいワンピースで、胸の谷間が見えている。


「……人違いか?」

「いえ、私です、ハルカです」

「!?」

「びっくり、しましたよね? すごく……変わったから……」


 驚いた。
 本当にハルカなのか?
 何をどうすれば、たった一ヶ月でそこまで胸が大きくなる?


「今まで一ヶ月もどこにいた?」

「……いちごさんのところにです」

「喫茶店にか?」

「はい……。お店を手伝っていました」



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