ジッパー様
第3章 メスの匂い
何か背中に生暖かいものを感じた。
何かが背後にいる気配がする。
「……ひゃッ!」
突然背中をなぞられて、私の身体はビクンと反応した。と、同時に後ろの気配はなくなった。
「……だめですよ、お客様。大きな声を出してはいけません」
「……っ」
「そうよ、ハルカ……。あなたの声にびっくりして、あたしのジッパー様まで逃げてしまったわ」
私はほぼ上半身裸のメガネ女に睨まれた。
「それなら私は帰……」
「だめですよ。もうすでにあなたはジッパー様に認識されました。今日はジッパー様が満足するまで、あなたはここから出られません」
「そんなっ……」
「ジッパー様を怒らせないでくださいね。先程も言いましたが、あなたや彼女……もしくはここにいる全員に被害が及ぶかもしれませんので」
何かが背後にいる気配がする。
「……ひゃッ!」
突然背中をなぞられて、私の身体はビクンと反応した。と、同時に後ろの気配はなくなった。
「……だめですよ、お客様。大きな声を出してはいけません」
「……っ」
「そうよ、ハルカ……。あなたの声にびっくりして、あたしのジッパー様まで逃げてしまったわ」
私はほぼ上半身裸のメガネ女に睨まれた。
「それなら私は帰……」
「だめですよ。もうすでにあなたはジッパー様に認識されました。今日はジッパー様が満足するまで、あなたはここから出られません」
「そんなっ……」
「ジッパー様を怒らせないでくださいね。先程も言いましたが、あなたや彼女……もしくはここにいる全員に被害が及ぶかもしれませんので」