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ジッパー様

第18章 疼く身体

「はあはあっ……」


 それからいろんな体位で、片桐部長と繋がった。


「ハルカっ……ハルカっ……」


 片桐部長は私の名前を何度も呼びながら、胸の谷間に顔を埋める。それを見て、片桐部長は意外と弱い人のかもしれないと思った。


 私が支えてあげなければ……とも思うけど、この狭いカゴの中に囚われるのは嫌だと思った。


 次の日、私のスマホにメールが入った。
 連絡してきたのは、元同僚の一人だった。ある画像を送られて動揺する。


 その画像は先日、喫茶店の裏口で進藤さんと思われる椅子と交わっている画像だった。
 ちゃんと複数の白い手も写ってる。
 まさかこんな近くから撮られていたなんて……。


「どこ行くんだ?」

「そろそろ仕事しなきゃだから……」


 私はバイトの面接に行くと言ってアパートを出た。


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