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ジッパー様

第21章 ジッパー様との出逢い

「フフッ、シホのナカはまだ私の形のままのようだな」

「あんっ、いや……!」


 こんなの嫌なのに、ずっと欲しかった固いモノを挿入れられて、身体が喜んでいる。


 さっきまで彼の愛撫を受けて幸せだったのに、その感触も上書きされてしまった。


「ああ、シホ……。やはりお前のナカが一番最高だよ!」

「……っ……」


 父は激しく腰を振り続けた。
 下がっていく気持ちとは裏腹に、調教された身体は再び快楽の渦に飲み込まれる。そして熱いのがドクドクと私の奥に放たれた。


「シホ、安心しなさい。お前が結婚しても、今まで通り可愛がってやるから」

「……っ……」


 ああ、私は……もう一生、カゴの外には出られないのだと絶望した。








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