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ジッパー様

第24章 囚われ

「シホ、怪我はないかい?」

「私はなんとも……。ジッパー様は?」

「私は大丈夫だ」


 そう言うと、ジッパー様は私の服を脱がし始めた。


「ジッパー様……? 待ってください、まだ追手が来るかもしれないから、隠れないと……」

「安心しろ、シホ。私たちの邪魔をする者たちは、もういない」


 するとジッパー様は再びキスをしながら、私をベッドに押し倒した。


「んんっ……!」


 なんて荒々しいキス。息ができない。


「シホっ……、私はお前がいなくてずっと気が狂いそうだった!」


 ジッパー様は悲しそうな表情でそう言うと、私の胸の谷間に顔を埋めた。


「ああっ……シホのおっぱいだ! やっと取り返すことができた! もう誰にも渡さんぞ!」
 
「!?」


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