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ジッパー様

第24章 囚われ

「わかった、すぐに行く」


 父はそう返事をすると、私からペニスを抜いた。私のアソコからは白濁液が大量に流れ出る。


「少し待ってなさい」


 父は私にそう言うと、部屋から出て行った。
 私は破かれた服で身を隠す。メイドはサヤ専属のメイドだった。てっきりサヤについて行ったと思ったのに……相変わらず無表情で何を考えているかわからない。


「……どうしたの、早く出てって」


 私はきつく言い放つ。
 こんな姿をいつまでも見られたくない。


「シホお嬢様に、伝えたいことがあります」

「えっ……」


 メイドは珍しくクスッと笑った。


「ジッパー様は生きていますよ」

「……え?」

「この屋敷に、ジッパー様は囚われています」

「!!」



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