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ジッパー様

第8章 一線を越えた二人

 片桐部長はアソコを舐めながら、上目遣いに私を見つめる。
 その姿にゾクッとしつつも、頭を左右に振って今はだめだと懇願する。だけど、指の動きは止まるどころか早くなった。


「……あぁあッ……」


 グチュグチュと卑猥な音が部屋に響く。
 私の足はガクガク震えて立っていられなくなり、片桐部長の両肩に手をついた。


「……もうだめッ……指……抜いてくださいっ……」

「抜いていいのかい? 君の下のお口は、僕の指をキュウキュウ締め付けてくるけど」

「だって人がっ……」


 このまま続けたら、絶対バレてしまう。


「大丈夫、スペアキーも僕が持ってるから、彼女たちは入ってこれないよ」

「でもっ……」

「じゃあ、ご褒美はなくなるけど、いい?」

「えっ……」


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