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ジッパー様

第9章 調教

 片桐部長はデスクの引き出しから何かを取り出すと、私の前にそれを見せてきた。


「これがなにか、わかるかい?」


 それはピンク色をした小さな楕円形の物だった。


「わかりません……」

「これはこう使うんだ」


 片桐部長はそれを私のクリトリスに当ててきた。


 ヴィーーーンッ


「ひあぁあっ!」


 いきなり強い刺激を与えられてパニックになった。


「……なにっ? いやっ……!」


 その物体は振動音を響かせ、小刻みに刺激を与えてきた。


「やだっ、シンヤさん……やめてっ……怖いっ!」

「大丈夫、じきに気持ちよくなるよ」

「……っ……」


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