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ジッパー様

第9章 調教

「あ、そ。大丈夫ならいいんだけど」


 進藤さんはフイッと私から目をそらすと、コピーした紙をファイルに挟み、帰る支度を始めた。そしてドアまで行くと背中を向けたまま立ち止まり、


「無理すんなよ。あと、今日の格好はなかなか可愛かったぞ」


 そう言うと、部屋を出て行った。


「まさか進藤が、君のことを目につけていたとはね」

「……片桐部長っ……」


 机の下から片桐部長が出てきた。


「もう少しで、進藤の前でイケたのにね」

「ひどいです! こんなことっ……」

「でも興奮したよね?」

「……っ……」

「続き、しようか」

「……はい……」


 その後、私はローターで何度もイカされ、初めて片桐部長の指で絶頂した。



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