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ジッパー様

第10章 疑問

 私はひとまず個室に入り、便座に腰かけた。
 

「はあっ……」


 一体、自分は何をやってるんだろうと落ち込む。さっきやると決めたばかりなのに。


「……」


 少しだけ……。少しだけ、バイブを抜いてみるのはだめだろうか。さっきは尻餅をついてしまったし、もしかしたら壊れてるかもしれない。


 そう思ってパンツを脱ごうとした時、


 ヴィーーーン

 
 バイブのモーター音が響いた。


「……あぁあッ!」


 ビクビクと腰が震える。
 突然入ったバイブの振動で、私は数秒もたたないうちにクリトリスでイッてしまった。



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