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父は全裸でテーブルから離れようと後ずさりする


可愛いなぁ…お父さんの泣きそうな顔…ふふふ


「///どんな顔でもカッコいいなぁ…お父さんって…」



「ミキヒサ――――…ミキヒサ…お前…なんて事を…

性同一性障害だって分かっていたし…俺を欲に負けて犯すのはいい！

だが！！


母さんは――――…母さんは…関係ないじゃないか！逆に…同じ女として――――相談とか…出来たんじゃ無いのか？！」



「は？相談？――――…誰が恋敵に相談するのよ…私はね、お母さんが嫌いで嫌いで狂いそうだったの！

お父さんに触れるこの指が嫌いだったの！

お父さんを見つめるこの目が嫌いだっての！

お父さんを呼ぶ――――…この口が大嫌いだったの！


だからね――――…嫌いな部分をお母さんから削ぎ落としていく作業が楽しくてしょうがなかった！」


私は父の方に母の目の入った箱や…口の入った箱を投げつけた――――…