Hello
第42章 from jealousy * バンビズ
細いバングルと、ネックレスをつけたまま、裸になった俺は、ソファに座る翔さんの足元にひざまづき、ズボンの前をくつろげた足の間に顔を埋めた。
まだ柔らかなそれを口に含み、舐めまわしてゆく。
「いい眺めだな」
「…………」
「………歯たてんな、へたくそ」
「ごめ……んむっ……」
ぐっと頭をおされて、一瞬吐きそうなったけど、
ひたすらに丁寧に舌をつかって舐めまわしてるうちに、次第に翔さんの塊が大きくなってくる。
感じてくれてんのかな……と、期待しながら目だけを上げたら、翔さんは、無表情で俺を見ていた。
ドキリとして思わず舌がとまる。
「……なに勝手にやめてんだ」
すかさず冷たく言われて。
髪の毛をつかまれ、頭を押さえつけられた。
「……ぅっ……えっ」
喉の奥の奥まで達しそうなほど突っ込まれて、ほんとに吐きそうになる。
「吐いたら許さねぇ」
ぞっとするほど冷たく言われて、頭が真っ白になった。
浮かんだ涙はそのままに、頭を上下させて必死で口をつかう。
顎が痛い。
苦しい。
それでも、次第に広がる翔さんの味に、嬉しくなってゆくなんて、俺も相当キてるかも……。
硬くはりつめてきたものを、思い切りギュッと吸い上げたら、さらに味が濃くなってきた。
手も口の周りもべたべたになりながら、さらに行為に没頭していたら、突如、
「……出すぞ」
ぼそりと言われた言葉に、コクコク頷いた瞬間、おさえつけられた後頭部。
翔さんの股に密着した俺の口の中に、何度も何度も彼の迸りが注ぎ込まれた。
「げほっ……………げほっ……っ!?」
咳き込む俺から翔さんは体を離し、俺は、そのままソファに手をつかされ腰を抱えあげられた。
四つん這いになった俺の後ろに、翔さんの指が触れた。
問答無用で捩じ込まれる指。
機嫌のいいときは、舌やローションで入念に準備してくれるのに、今日はよっぽど虫の居所が悪いらしい。
「い……痛っ」
裂かれるような激痛が襲う。
「翔さん……っ……痛いっ……」
「……うるせぇな」
涙とともに訴えたセリフは、一蹴された。