無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

そのまま、シャツをたくしあげられ、素肌がさらされる。


え……まさか、ここですんの？と思ったとたん、かがんだ相葉さんの舌が、俺の胸をなぞった。


「……ぁあっ」


そのまま敏感な部分を、生暖かな舌で、執拗に攻められる。

頭ではウィンウィンとさかんにモーター音。
胸では、唾液の水音。
二つの音と、俺の吐息が、静かな室内に響く。
いやらしくて……興奮する。


「やっ……んっ……」

「にの……」

「相葉さ……ぁ……」

「気持ちいいでしょ……？」


舌で押したり捏ねたりしてくる相葉さんの与えてくる刺激に、体がびくびくと反応する。
熱い血液の流れが一点に集中しだして、だんだん力も入らなくなってきて……俺は足を開かずにいられなくなった。

相葉さんの髪の毛に指をくぐらし、快感をおいかけてるうちに、あまりの気持ちよさに目の前がチカチカしてくる。


「耳……ずっと震えてる」


相葉さんが楽しそうに俺の頭を撫でる。


震えてる……？
なんだっけ……なんで、こうなるんだっけ……


ぼんやりした頭で考えてると、


「緊張とリラックスが同時にくると、こうなるんだって……で……こうすると……」

「んっ！」


カリっと歯をたてられ、その刺激に背中が反った。


「……ほら、耳、立った」


嬉しそうに、相葉さんが耳を触る。


「ああ……ん」


玩具の耳なのに、なんだか触られると感じる気がしてきたのは、俺もだいぶおかしくなってんのかもしれない。

体が熱い……。



「あ……いばさん……」

「気持ちいい？……耳もどこもかしこも立ってる」


耳やら、胸やら……あそこやら。
あらゆるところをソフトタッチで弄られて、俺はさらなる刺激欲しさに、つい口走った。


「……気持ちい……」