
Hello
第61章 CAT with *バンビズ
「ぃやっ……ああ…っ」
潤は、力なく首を振り、体を震わせる。
その素直な反応に、俺はまた嬉しくなって、何度も同じ場所を刺激してやった。
「……こんなにして。俺がほしいか?」
「欲しっ……い」
…………!
酒の力恐るべし。
潤は、普段言わないようなワードを、あっさり吐いた。
今だ。
今がチャンス。
俺は、嬉々として、腕を伸ばし、紙袋を引き寄せた。
そして、中からおもむろに、猫の耳をとりだし、潤が目を閉じてるのをいいことに、スポッとそれを頭にのせる。
さらにペタペタと、肌にパッドをのせても、潤は快感を追うのに気をとられてるのか、全く抵抗はない。
か……かわいい
俺はごくりと唾をのんだ。
頬を赤く染めて、喘ぎ声をもらすネコ潤ができた。
ウィン……と、小さなモーター音があがり、耳がへにゃりとたれた。
