
Hello
第63章 可愛い人は④*山
Sato
どうしよう?と、悩んだのは一瞬だった。
自分でいうのもなんだけど、周りに男だとバレる気がしない。
そりゃ喋ったら声で一撃でバレるだろうけど、翔くんの友達の美容師さんの腕前は本物で、メイクもめちゃめちゃ気合いいれてくれてるから、ほんとに女の子みたいなんだ。
翔くんなんか、背があるからモデルみたい。
別の意味で目立っちゃいそうだけど。
だから。
「お祭り…行っちゃおっか?」
と、悪戯っぽく笑う翔くんに、俺は迷いながらも頷いた。
ヤバいと思ったら走って逃げたらいい。
翔くんと一緒なら楽しめそうだもん。
「大野さんは猫背。翔は、歩き方に気をつけろ」
美容師さんに釘をさされた俺たちは、翔くんの運転する車で、予定通りお祭りにでかけた。
女の子2人の設定なんか初めてだ。
どうしよう?と、悩んだのは一瞬だった。
自分でいうのもなんだけど、周りに男だとバレる気がしない。
そりゃ喋ったら声で一撃でバレるだろうけど、翔くんの友達の美容師さんの腕前は本物で、メイクもめちゃめちゃ気合いいれてくれてるから、ほんとに女の子みたいなんだ。
翔くんなんか、背があるからモデルみたい。
別の意味で目立っちゃいそうだけど。
だから。
「お祭り…行っちゃおっか?」
と、悪戯っぽく笑う翔くんに、俺は迷いながらも頷いた。
ヤバいと思ったら走って逃げたらいい。
翔くんと一緒なら楽しめそうだもん。
「大野さんは猫背。翔は、歩き方に気をつけろ」
美容師さんに釘をさされた俺たちは、翔くんの運転する車で、予定通りお祭りにでかけた。
女の子2人の設定なんか初めてだ。
