テキストサイズ

妄想

第1章 妄想

ある日エリカは新聞配達をやめて、友達と病院の掃除をしていた。

ある日エリカは掃除がお休みなのに、暇だから、手伝いにきて、ICUの前を通りかかった。

そこには元職場の社員達、山本、藤田、小田原、鶴来がいた。

土田「手はつくしたんですが、後」

土田はえりかに気づいた。

土田「えりかちゃん!」

えりか「こんにちは」

土田「え、えりかちゃんって!A型だよね?」

えりか「そーだね」

土田「血液が足らなくって、えりかちゃんの」

横田「無理だ!」

ICUから横田が出てきた。

土田「なんで、えりかちゃんの血液があれば」

横田「えりかちゃんは元々血液が少ない、後600えりかちゃんからとれば、こないだのようになりかねない。」

えりか「どー言うことですか?」

土田「この人の妹さんが事故にあい、出血多量でここにある血液も全部使ったんだけど、命を伸ばすしかできなかって、本当は1時間もたないところを、1日持つまでしかできなかって」

えりか「それは私の血液があれば助かるんですか?」

土田「助かるのは助かるけど」

えりか「何?何かあるの?助かるなら」

横田「えりかちゃんの命が危なくなる、こないだの屋上での自殺が血液を抜きすぎの幻覚に襲われ、それに耐えられなく自殺をした。」

えりか「それを耐えれば大丈夫なんですよね?」

横田「今のえりかちゃんには耐えられない」

えりか「耐えれます」

横田「簡単に耐えられるって言うな!あの子だって、耐えれるって言っただけど、耐えれなかった。今のえりかちゃんは鬱かかってるから特に無理だ!」

えりか「(泣)」

横田は去って言った。

土田「妹の側にいてあげてください」

山本に言った。

えりか「他にA型の人探せないの?(泣)」

山本「ありがとう 、大丈夫だよ」

土田と山本はICUに入った。

えりか「私の血液を使ったら助かるのに(泣)」

藤田「その気持ちちゃんと伝わってるよ。」

えりか「私は死んだって構わない(泣)山本さんの悲しい顔見たくない(泣)」

藤田「えりかちゃんが死んだらそれも悲しむよ?妹が助かっても」

えりか「私が死んだって、誰も悲しまない(泣)」

えりかは横田の所に行き

えりか「私死ぬから、その血液使って」

えりかは舌を噛んで死のうとした。

横田はそれを止めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ