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妄想

第9章 妄想新2の、つづき

それから半年が経った頃。

えりかは仕事が休みやのに、何かに引っ張られるように、滅多に休みの日は職場近くに行かないのに、行った。

事務所に来て、誰もいなかったので、ソファに座っていた。

そしたら2人のお客がきた。

えりかは携帯を触っていて、下を向いていた。

米沢「あ!」

えりか「ん?」

えりかはお客を見て、驚いた。

その二人は半年前の米沢と山本だった。

米沢「えりかちゃーん(笑顔)」

米沢はえりかに抱きつこうとした。

えりかはとっさにソファからたち、米沢は空振りした。

えりか「もしかして、もう一人来たりする?」

山本「辻田来るよ」

えりか「やっぱり、予知夢か」

米沢「予知夢?」

山本は米沢の向かいに座り

山本は横をえりかにトントンした。

えりかは山本の横に座った。

米沢「予知夢見るの?」

えりか「滅多に見ないけど、1週間前にあなたたちが来る夢を見た。雰囲気は全然違うよけど」

米沢「まじ!」

その時辻田が来た。

辻田「あっ」

えりか「お久しぶりです」

米沢「ってか兄貴の横に女の子座らせるの珍しいな、いつも」

山本「あんたが余計なことするからだ!」

辻田「余計な事?」

米沢「ええやん、俺たちそんな関係なんだから、席変わってや?」

えりか「は?なんて言った?」

山本「うざい、連れて来るんじゃなかった、ごめんね、うっとしくって」

山本はえりかに言った。

えりか「大丈夫、でどーして、東京に?」

山本「正和がこっちで仕事しないかって事で、呼ばれたんだけど、2時間前から連絡つかなくって」

その時事務所の人が来た。

事務員「あれ、えりかちゃん、今日は、珍しいな、休みの時滅多に来ないのに」

えりか「うん、で正和って、ここに来てたり、してる?」

事務員は来てる人の名前を見た。

事務員「来てるみたいだよ、場所はいつものところ」

えりか「嫌な予感するな」

事務員「いつものあれか」

えりか「そうそう、朝ごはん食べた?」

辻田「食べたいんだけど、入れ違いになったらあかんと思って行けないんだ、お腹空いた」

えりか「だったら、あそこの喫茶店で待ってて、正和の居場所わかるから、話聞いて来る、嫌な予感して、仕方がないけど」

えりかはソファから立ち上がり

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